全体像

これは次回の第2回で扱う図なのですが、少しながめてざっくりとしたイメージを持って頂ければと思います。

この図は、LLMを組み込むシステムを作る際のLLMの部分の構成例です。
実際にはもう少しいろいろと組み合わせますが(第4回で扱います)、ベースは同じです。

ポイントは2つです。
1つはプロンプトが複数あるということ、もう1つは「評価」という箇所があることです。

1つ目のプロンプトが複数ある図は、答えとなるプロンプトは1つに絞りきれない場合があるということです。それだけプロンプトによっていLLMの出力の性能を上げるということが重要かつ改善の余地がある場合が多いということです。

2つ目の「評価」については、プロンプトの評価を行っている部分なのですが、この評価もLLMによって(つまりプロンプトを書くことによって)行います。

今回はこの2点からプロンプトがいかに重要かというイメージを持って頂けるのではないかと思います。

2024/07/15 18:17